屋久島の風景と流木アート、流木オブジェが織り成す幻想世界へようこそ
 

 

 
この遥か向こうにユーラシア大陸が見えた。
福岡から釜山までは、距離にすると約200キロ、高速船で3時間位で行けるらしい。
ユーラシア大陸は地球上で一番大きな大陸で、最南端はマレーシア、最西端はポルトガル、スカンジナビア半島、ロシアのツンドラ地帯、サウジアラビアまでと、何と広大な場所か!
 

 

 

 

 
1月3日にブログで書いた
「夢を見た 願わくば現実になればいいと思う夢だった(屋久島)」が、インターネット新聞JAN
JANに5日掲載されました。
内容は一緒です。

http://www.news.janjan.jp/area/0901/0901044662/1.php  

 

 

 

 
その三(屋久島)    夢を見た 願わくば現実になればいいと思う夢だった。

「夢」の前置きを少し、
2006年頃から不況になる事が囁かれ始めていたのに、それ行けドンドン!ムードで「いざなぎ景気」はまだまだ継続すると政府、日銀は発表し続けた。
いよいよ2007年中期からサブプライム問題が表面化したが、まだ日本国内は深刻に受け止めてはいなかった。
企業は大型の設備投資をしたり、国民からの預かり金を利用した危険な金融商品に手を出したり、何を信じてそのような事が出来るのか不思議だった。

2008年の屋久島は、45万人位の観光客が来島し観光業界が沸いた。
原油先物取引価格が一時、1バーレル147ドルまで上昇(12月30日、37ドル)し、航空運賃に対して燃油サーチャージが導入され海外旅行に行きづらくなった為だと思う。
14年前、屋久島に移住した時の年間観光客は15万人位だったが徐々に増え続け何と、屋久島は金銭的には最高の年になった。
しかし言わずと知れた事、観光客が増えた分、自然がかなり荒廃した!
下記の夢は単なる屋久島の事だけではなく日本国内の荒廃しつつある、もしくは荒廃した観光地に当てはまるのではないだろうか。
屋久島は2008年12月11日でユネスコの世界自然遺産登録15周年を迎えたが、15年間の自然の荒廃は、居住している人間だからこそ見えるのではないか。
もし当時のユネスコ承認担当者が今の屋久島を見たらどう思うだろうか? 白谷雲水峡(もののけ姫で有名)の10年前の写真(今はトテモ見られたものじゃない!!!
 
白谷雲水峡(もののけ姫で有名)の10年前の写真(今はトテモ見られたものじゃない!!!



2009年 初夢
2009年、観光客は激減し、前年比50%以上割り込んだ。それでも移住した当初よりも多く、20万人前後だが宿泊業、レンタカー、交通機関、様々な職種が大打撃を受けた。
荒廃した屋久島の自然を取り戻そうとする人達が増え、一般島民も参加し持続可能な屋久島を再生する動きが活発化し、組織が編成された。
名称は「持続可能な屋久島委員会」となり、屋久島町役場にも「持続可能な屋久島課」が出来、国のバックアップも得られ連動した。
「持続可能な屋久島委員会」では様々な協議がなされ、第一は、入島税の問題だったが、一週間滞在まで一人5000円で決まった。(登山なしの団体バスツアーの場合は3000円)
入島税に反対の立場をとるガイドも多かったが、不況の煽りを受け激減し、この為スムーズに計画は進んだ。
去年までは1日で20万~30万円稼ぐガイドも多く、「年収1000万円以上はざらだ」とも、言われていた。
屋久島内でガイド数は200人以上いて2008年度は全体で10億円以上の稼ぎを上げていたらしい。
税金の支払いは不明瞭、設備投資も少なく、観光客から料金高との声もあった。
屋久島に来る観光客は主に縄文杉に行くので、登山道の整備されている縄文杉登山には何ら影響が無かった。
今まではガイドを雇ったとすれば2日で一人2万円から4万円だったが、かなりの割安感がある事と、他にも様々なサービスを受けられる事から異議が出ず、すんなり決まった。


入島税を利用して以下のことを行う

style="FONT-SIZE: large">屋久島ガイドブックを製作し配布する。(入島税先払いの場合は事前郵送
 も可能)
①編集は外部委託せず、屋久島に住む人達だけで行われ、これまでにない  山、里、海、全てを網羅した画期的なガイドブックとする。
②民間のガイドブックは広告の有料化や偏った取材が多くなり、屋久島らし さがなくなったので、観光客にメリットのある内容にする。
③広告は無料で一律の大きさにする。
④一人でも山歩きが出来、自分流の自然観照を楽しめるようにする。
⑤インターネットでは、この屋久島ガイドブックの内容、各所に設けられた ライブカメラ映像、天気情報、行事なども配信する。



style="FONT-SIZE: large">全ての観光客にGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を貸与す  る。
①GPSを所持することにより安全が確保される。
(刑務所出所者に所持させると言う案もあるが、それとは次元が違う)
②GPSと携帯電話を併用することにより更に安全が確保される。
③登山道から外れた場合、注意警告が行える。



style="FONT-SIZE: large">各登山道入り口に「登山管理所」を作る。
①入山規制の実施による入山チェックやGPS確認、登山マナー、植物不正採  取、などを確認する。
②登山管理所員は安全の為のパトロール、登山道整備、全てのポイント周辺 に設置されたトイレ管理も行う。



style="FONT-SIZE: large">グリーン・ツーリズム(自然、文化、農業、人々との交流滞在周遊を楽し む)の本格的推進。
①農業支援の若者には、入島税収を一定期間あて、若者の定住促進を促す。
②散策コースに該当する町道、農道などの整備や看板の設置をする。
③里山,空農地、荒廃地を整備した後、植樹し海を育てる。



style="FONT-SIZE: large">入島税を利用した島民雇用確保の為の支援センターの設立。
①日本の平均年収約500万円を年齢に見合った金額で保障し、屋久島内の 活性化を図る。
  (屋久島に父母、祖父母を残して都会に出ている人達には朗報だ。)
②屋久島内の第一次産業に従事している人達の収入の安定を図る為にガイド 養成を行う。(既にガイドブックを配布しているので体力と救急処置、安 全への認識、があれば良い)
③島民雇用確保の為の支援センターのガイドは、支援センターが定める適正 価格でガイド業に従事する。
 (1グループ5人までとし、ガイド料金は一人3000円から5000円 位で検討されている。)


まだまだ課題はありそうだが最初の段階として始められた。


「持続可能な屋久島委員会」の様々な取り組みは、屋久島=縄文杉としか考えていなかった多くの観光客に大変評判になりリピーターが増え始めた。
グリーン・ツーリズム範囲の拡充により、山も潤い里も潤い、より多くの人達が潤ってきた。
島民雇用確保の為の支援センターの成功によりUターン者の増加が屋久島を更に潤した。
勿論、全国の観光関連の視察が多くなりこのようなシステムが全国に普及するようだ。


北海道夕張市のように、行財政.政策の失敗により財政破綻寸前の屋久島町は、「持続可能な屋久島課」の余った入島税を使わせてもらい財政再建計画が立てられるようになった。
しかし屋久島町には多額の借金が残るのは避けられず、役場内の当時の担当者や前町長などが財政破綻寸前までいった政策責任を重く感じ、退職金を自主返納し財産の一部を屋久島町に返した。
世界でも日本でも屋久島でも政治家の失敗を一般市民は見逃さなくなり、ボトムアップ(民意の反映)が常識になってきた。
町長の多選も禁じられ、町会議員の多選には多くのペナルティーが課せられ、屋久島の渓流の如く清らかになってきた。


とっぴんぱらりんぷー


夢から覚めてみれば、世界、日本、屋久島も同じように権力者、権益者は、地位、財産、名誉を過度に守ろうとして自己保全のために、人間としてとても大事なことを勘違いし、本来持っていたものを忘れてしまったような気がする。
この金融危機を利用し持続可能社会、自然を創るチャンスにすべきではないだろうか。
(日本)編のアジア諸国で平和条約が結ばれる夢を見たが、正夢になってほしい。
世界的に軍縮が進めば、日本国憲法第九条も改憲する必要も無くなり、日本国憲法第九条を世界にアピールすることも出来るようになるはずだ。
1929~1939年まで続いた世界大恐慌の後、各国が保護主義に走り、結果として第二次世界大戦などへと突き進んだと言われている。
今回の金融危機を悪い膿を出す絶好のチャンスと捉え、世界を知り、日本を知り、住んでいる場所を知り、一人ひとりが「自分で思う意見を言う事」が出来れば世の中は良くなると思う。


長文ご講読ありがとうございました。 
この夢に賛否諸々おありの諸氏、あなたの「夢」もお聞かせ願いたい。
その際は実名もお忘れなく!   

 

 

 

 
屋久島の尾の間集落では年に数回、全員参加の草払い作業がある。
好きなことではないので数日前から気がトテモ重くなる。
当日行ってみると知り合いとの近況報告をしたりし、ダンダン楽しくなってくる。
80歳すぎのおじいちゃんが頑張ってたり、大手術した人が頑張ってたりすると、いつも自分のことが恥ずかしくなってくる。
一汗流した後、尾の間温泉に浸かる。
年に数回の至福の時だ。
これで気持ちよく新年が迎えられる。

 

 

 

 

 
 2006.06.22 Thursdayに、ごみにされた大事な資源「流木」
で書きましたが、押し寄せる大きな波も無く未だに放置されたままなので
丸太の大きな椅子を作る事にしました。
屋久島 永田浜海岸にて

いよいよ開始!!!

4時間作業したが切れなかった。


かなり堅い流木!!!


制作の合間の風景


制作の合間の風景

二日目


行きがけの西部林道(マムシ草)


5時間かけてやっと切断しました。<BR>勿論半分以上の時間は、体力にあまり負担をかけないためにも休憩時間


やっと切断!!!
木の芯がずれているため、クサビを打ち込んでもナカナカ切断できない。


座る部分に刃を入れる。


制作の合間の風景*直径30cmのタイドプール


制作の合間の風景

三日目


背中あて部分を切る


一番大変なのは切る事よりも、重さ200Kgを超える流木を転がしたり立たせることがたいへん!!!


背中あて部分をえぐる


帰りの景色*本日最後の屋久猿の毛繕い


帰りの景色*西部林道

四日目

屋久島 永田浜へ行く途中の西部林道にて

西部林道の絞殺植物アコウの木
このような面白い形をした流木はあまり見つからない。


西部林道の絞殺植物アコウの木


上記3本の樹は45度からほぼ垂直の岩にしがみ付く樹です。
植物は一度岩などに根を下ろすと岩の割れ目などにしみる少しの水を求め様々な手法で生きています。


ひたすらえぐる


西北の風で大荒れ


8時間の成果


8時間の成果


帰り道の永田集落のルピナス畑
蓮華草と同じようにルピナスはそのままにしておくと畑のとても良い有機肥料となる。

五日目


椅子の裏面<BR>高さ120cm  丸太の直径65cm
後ろから見ると座っている人が見えない。
海を見ながら座っていると耳の後ろはは丸太のえぐった部分なので、背面の音は一切聞こえず波のざわめきが心地よい。
音楽鑑賞にはもってこいだ!!


ずいぶん削ったがかなり重い!!!


埋まった流木の上を転がす




いよいよ積み込み

まだ完成したわけではないので、これからは流木アート工房で仕上げるとするか。
2007年度中に仕上がればいいと思うが、それまでは暫らく  OFF 

 

 

 

 
 予報では13号台風(2006年9月17日)は、トテモ大きく石垣島では最大瞬間風速が60mと、とんでもない強風が吹いたらしい。
被害に遭われた方々は、今頃大変な思いをしていると思いますが、、、、
3、4年前にポリネシア付近で最大風速が80mを超えたとのニュースにも、ビックリした。
屋久島は東西南北で、被害状況はまるで違う.
今回の台風は屋久島の西側を通り、南側にある我が家は大丈夫だったが他の地域はどうだったのか心配です。


「前の日の台風後なので期待して出かけたが的外れ!流木はほとんどない」
 いくら大きな台風が来たとしても、その日の潮の満ち干、風の方向、雨量、海流の流れ、などで流木がある場合とない場合がある。
いまだにその辺の事は分からない。
ずっと何もなかったのに海が荒れ、翌日行くと海底に沈んでいた流木なのか?たくさんあるときもある。


「砂に埋もれている浜なのに、砂の下に在った流木ごと海に流され石だらけ。  クヤシイ!!!」
このような台風も何度か経験した。
写真をとる事は好きなのだが、流木が浜にたくさん流れてる写真はない。
ツイツイ流木を拾う事に夢中になり写真を撮ることを忘れてしまう。
そのうち


「今日の収穫」


「ゴミになりそうなものは、買わない、捨てない!!!」 

 

 

 

 
  「朽ちてゆくものの儚さと再生の喜び」


 ① 山での出来事
奥山で数百年生きた大木が子孫を残し、多くの枝をつけながら強風にあおられ倒れた。
木が倒れる理由は色々あるだろう。
強風に煽られ倒れる。 落雷  鹿などに樹皮を食べられ栄養補給が出来なくなる。
虫食い  地滑り  なんと言っても一番悲惨なのが人間の手による伐採(後始末が大事)
当然のことながら山は、頂上があり、尾根があり、そして山腹があり、谷があり川がある。
頂上付近で倒れた木は下まで辿り着くまでには朽ち果てるだろう。
倒れた木は森の中に埋もれ時間をかけて堅い芯だけが残り、いつの日か土砂崩れや強雨に流されて、谷間から川へと流される。
大木が倒れた後、ポッカリと大空が見える空間には、一番最初に地衣類がはびこり、そしてシダ類 草 低木 そして以前の森へと、長い時間をかけて再生して行く。

② 濁流の恐ろしさ
流木は激流に呑み込まれ手をつないでいた枝とも別れ、角も削られ、森では味わった事の無い水の世界
森では枝などに沢山の種類の鳥が集まってさえずっていたが、川では沢山の魚が、肌に付着したごちそうを、啄ばみに来る。
激流の力で岩に挟まった時などは最悪である。
水が引いたときに見える青空はナント美しい事か!!!
曇り空になってくると恐怖感が湧いてくる。

③ 広い海に出ようか、それとも砂浜で休もうか



トッピンパラリンプー 

 

 

 

 
 2006年4月9日鹿児島で高速艇の衝突事故があり、最初は「鯨との衝突か?」
と思われていたが実は流木だったらしい。
49人もの人達が怪我をした。
 (沖縄タイムス  2006年3月13日(月)
パナマ籍運搬船 久米島沖で沈没/1600トン木材漂流
同船は中米ホンジュラスから中国に向け航行していた。)
との記事を見つけびっくりした。
500本ものラワン材が流出したらしい。
 中米ホンジュラスの森で育った500本の木材がごみとして海を漂っている。
20本位は屋久島に漂着したらしい。
ホンジュラスの森ではそのラワンの大木が一箇所にまとまって500本も生い茂っていたわけでない。相当の広さの森が伐採され、逃げ惑う鳥たち、生き物の姿が目に浮かぶ。
ペンキで書かれた「16」は何を意味してるのだろうか。
黄色のペンキで書かれた「16」は何を意味してるのだろうか。


どでかい !!!
 


長さ15m位、太さ1m以下

 昔 太平洋上のとてもきれいな島の海岸線に日本製の、ものと思われる
空き缶 ペットボトル ビンなどが大量に打ち上げられてる映像を見たことがある。
今 屋久島では、韓国 台湾 中国などのゴミが目立つ。

人間の作り上げた色々なゴミが海流や大気に乗って地球を巡る。
 

 

 

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金澤 尚

Author:金澤 尚
屋久島の風景と流木アート、流木の鳥、流木オブジェが織り成す世界へようこそ

流木アートギャラリー森のもののけ屋久島
TEL 0997-47-3977
http://ryuboku-art.net/

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