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その三(屋久島)    夢を見た 願わくば現実になればいいと思う夢だった。

「夢」の前置きを少し、
2006年頃から不況になる事が囁かれ始めていたのに、それ行けドンドン!ムードで「いざなぎ景気」はまだまだ継続すると政府、日銀は発表し続けた。
いよいよ2007年中期からサブプライム問題が表面化したが、まだ日本国内は深刻に受け止めてはいなかった。
企業は大型の設備投資をしたり、国民からの預かり金を利用した危険な金融商品に手を出したり、何を信じてそのような事が出来るのか不思議だった。

2008年の屋久島は、45万人位の観光客が来島し観光業界が沸いた。
原油先物取引価格が一時、1バーレル147ドルまで上昇(12月30日、37ドル)し、航空運賃に対して燃油サーチャージが導入され海外旅行に行きづらくなった為だと思う。
14年前、屋久島に移住した時の年間観光客は15万人位だったが徐々に増え続け何と、屋久島は金銭的には最高の年になった。
しかし言わずと知れた事、観光客が増えた分、自然がかなり荒廃した!
下記の夢は単なる屋久島の事だけではなく日本国内の荒廃しつつある、もしくは荒廃した観光地に当てはまるのではないだろうか。
屋久島は2008年12月11日でユネスコの世界自然遺産登録15周年を迎えたが、15年間の自然の荒廃は、居住している人間だからこそ見えるのではないか。
もし当時のユネスコ承認担当者が今の屋久島を見たらどう思うだろうか? 白谷雲水峡(もののけ姫で有名)の10年前の写真(今はトテモ見られたものじゃない!!!
 
白谷雲水峡(もののけ姫で有名)の10年前の写真(今はトテモ見られたものじゃない!!!



2009年 初夢
2009年、観光客は激減し、前年比50%以上割り込んだ。それでも移住した当初よりも多く、20万人前後だが宿泊業、レンタカー、交通機関、様々な職種が大打撃を受けた。
荒廃した屋久島の自然を取り戻そうとする人達が増え、一般島民も参加し持続可能な屋久島を再生する動きが活発化し、組織が編成された。
名称は「持続可能な屋久島委員会」となり、屋久島町役場にも「持続可能な屋久島課」が出来、国のバックアップも得られ連動した。
「持続可能な屋久島委員会」では様々な協議がなされ、第一は、入島税の問題だったが、一週間滞在まで一人5000円で決まった。(登山なしの団体バスツアーの場合は3000円)
入島税に反対の立場をとるガイドも多かったが、不況の煽りを受け激減し、この為スムーズに計画は進んだ。
去年までは1日で20万~30万円稼ぐガイドも多く、「年収1000万円以上はざらだ」とも、言われていた。
屋久島内でガイド数は200人以上いて2008年度は全体で10億円以上の稼ぎを上げていたらしい。
税金の支払いは不明瞭、設備投資も少なく、観光客から料金高との声もあった。
屋久島に来る観光客は主に縄文杉に行くので、登山道の整備されている縄文杉登山には何ら影響が無かった。
今まではガイドを雇ったとすれば2日で一人2万円から4万円だったが、かなりの割安感がある事と、他にも様々なサービスを受けられる事から異議が出ず、すんなり決まった。


入島税を利用して以下のことを行う

style="FONT-SIZE: large">屋久島ガイドブックを製作し配布する。(入島税先払いの場合は事前郵送
 も可能)
①編集は外部委託せず、屋久島に住む人達だけで行われ、これまでにない  山、里、海、全てを網羅した画期的なガイドブックとする。
②民間のガイドブックは広告の有料化や偏った取材が多くなり、屋久島らし さがなくなったので、観光客にメリットのある内容にする。
③広告は無料で一律の大きさにする。
④一人でも山歩きが出来、自分流の自然観照を楽しめるようにする。
⑤インターネットでは、この屋久島ガイドブックの内容、各所に設けられた ライブカメラ映像、天気情報、行事なども配信する。



style="FONT-SIZE: large">全ての観光客にGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を貸与す  る。
①GPSを所持することにより安全が確保される。
(刑務所出所者に所持させると言う案もあるが、それとは次元が違う)
②GPSと携帯電話を併用することにより更に安全が確保される。
③登山道から外れた場合、注意警告が行える。



style="FONT-SIZE: large">各登山道入り口に「登山管理所」を作る。
①入山規制の実施による入山チェックやGPS確認、登山マナー、植物不正採  取、などを確認する。
②登山管理所員は安全の為のパトロール、登山道整備、全てのポイント周辺 に設置されたトイレ管理も行う。



style="FONT-SIZE: large">グリーン・ツーリズム(自然、文化、農業、人々との交流滞在周遊を楽し む)の本格的推進。
①農業支援の若者には、入島税収を一定期間あて、若者の定住促進を促す。
②散策コースに該当する町道、農道などの整備や看板の設置をする。
③里山,空農地、荒廃地を整備した後、植樹し海を育てる。



style="FONT-SIZE: large">入島税を利用した島民雇用確保の為の支援センターの設立。
①日本の平均年収約500万円を年齢に見合った金額で保障し、屋久島内の 活性化を図る。
  (屋久島に父母、祖父母を残して都会に出ている人達には朗報だ。)
②屋久島内の第一次産業に従事している人達の収入の安定を図る為にガイド 養成を行う。(既にガイドブックを配布しているので体力と救急処置、安 全への認識、があれば良い)
③島民雇用確保の為の支援センターのガイドは、支援センターが定める適正 価格でガイド業に従事する。
 (1グループ5人までとし、ガイド料金は一人3000円から5000円 位で検討されている。)


まだまだ課題はありそうだが最初の段階として始められた。


「持続可能な屋久島委員会」の様々な取り組みは、屋久島=縄文杉としか考えていなかった多くの観光客に大変評判になりリピーターが増え始めた。
グリーン・ツーリズム範囲の拡充により、山も潤い里も潤い、より多くの人達が潤ってきた。
島民雇用確保の為の支援センターの成功によりUターン者の増加が屋久島を更に潤した。
勿論、全国の観光関連の視察が多くなりこのようなシステムが全国に普及するようだ。


北海道夕張市のように、行財政.政策の失敗により財政破綻寸前の屋久島町は、「持続可能な屋久島課」の余った入島税を使わせてもらい財政再建計画が立てられるようになった。
しかし屋久島町には多額の借金が残るのは避けられず、役場内の当時の担当者や前町長などが財政破綻寸前までいった政策責任を重く感じ、退職金を自主返納し財産の一部を屋久島町に返した。
世界でも日本でも屋久島でも政治家の失敗を一般市民は見逃さなくなり、ボトムアップ(民意の反映)が常識になってきた。
町長の多選も禁じられ、町会議員の多選には多くのペナルティーが課せられ、屋久島の渓流の如く清らかになってきた。


とっぴんぱらりんぷー


夢から覚めてみれば、世界、日本、屋久島も同じように権力者、権益者は、地位、財産、名誉を過度に守ろうとして自己保全のために、人間としてとても大事なことを勘違いし、本来持っていたものを忘れてしまったような気がする。
この金融危機を利用し持続可能社会、自然を創るチャンスにすべきではないだろうか。
(日本)編のアジア諸国で平和条約が結ばれる夢を見たが、正夢になってほしい。
世界的に軍縮が進めば、日本国憲法第九条も改憲する必要も無くなり、日本国憲法第九条を世界にアピールすることも出来るようになるはずだ。
1929~1939年まで続いた世界大恐慌の後、各国が保護主義に走り、結果として第二次世界大戦などへと突き進んだと言われている。
今回の金融危機を悪い膿を出す絶好のチャンスと捉え、世界を知り、日本を知り、住んでいる場所を知り、一人ひとりが「自分で思う意見を言う事」が出来れば世の中は良くなると思う。


長文ご講読ありがとうございました。 
この夢に賛否諸々おありの諸氏、あなたの「夢」もお聞かせ願いたい。
その際は実名もお忘れなく!    

 

 

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金澤 尚

Author:金澤 尚
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流木アートギャラリー森のもののけ屋久島
TEL 0997-47-3977
http://ryuboku-art.net/

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